実証検証 結論レポート

現場写真フォルダからの 提出書類 自動作成
— 実現可否と到達点 —

対象:東名高速道路 横浜管内伸縮装置取替工事(2024年度)/株式会社クリテック工業 | 題材:初期点検報告書(原橋・大谷橋) | 検証:蔵衛門ビューワ出力フォルダ+提出物フォルダの実データ
結論

「白紙様式(雛形)+予備圧縮計算書(諸元マスタ)」が揃えば、素材フォルダの写真・情報を自動転記して各種資料のたたき台を生成できる。
人手が必要なのは ①点検展開図の作図 ②損傷ありの判断・所見 ③最終の目視チェック のみ。他橋・他様式への横展開も可能。

1 実データで実証できたこと

データの所在を特定

  • 工事情報 = cover.json
  • 発注者・受注者・写真分類・装置種別 = 蔵衛門DB(constructionDB/masterDB)
  • 点検日・測点・工種・会社 = 写真の電子黒板(香川P146でOCR実証)
  • 撮影日 = ファイル名

生成・転記を実証

  • 予備圧縮計算書→諸元を全行転記(精度100%)
  • 写真18枚を台帳化(メタ+電子黒板)
  • 本物の報告書を雛形にデータだけ差し込み

書式を崩さない生成方式を確立(テンプレート差し込み)

縦→横のページ向き 保持 ✓ 全35表 保持 ✓ 点検展開図20図形 保持 ✓ スタイル 保持 ✓ データ差替(大谷橋27 / 原橋残0)

2 データは2系統 ─ 鍵は「予備圧縮計算書」

① 現場系

いつ・どこを・誰が点検したか 点検日/測点/上下線/KP/点検者/写真/工種
→ 蔵衛門フォルダから自動取得

② 設計・諸元系

その橋がどんな構造か 橋種/伸縮桁長/装置型式/製品幅/許容気温/設置気温
→ 予備圧縮計算書だけが持つ設計値
②の値は 様式-3の諸元点検展開図の寸法根拠 の両方に効く。 つまり 予備圧縮計算書 = その橋の「諸元マスタ」= 資料作成の鍵。写真からは絶対に埋まらない部分を一手に埋める。

3 自動でできる / 人手が必要

🤖 自動でできる

  • 工事情報・点検日・測点・KP・点検者の転記
  • 「異常なし」等の定型文・写真の配置とキャプション
  • 諸元・予備圧縮計算の数値転記(計算書がある場合)
  • 書式・ページ向き・表・展開図枠の保持(雛形再利用)

✋ 人手が必要

  • 点検展開図の作図(図面由来・手動入力)
  • 損傷「あり」の判定・監督員所見(損傷無は自動)
  • 最終の目視チェック(AI作成→ヒト承認)

4 本番化に必要な3点セット

インプット内容
① 素材フォルダ蔵衛門の写真+電子黒板
② 予備圧縮計算書諸元マスタ。無ければ 橋種・桁長・装置型式・設置気温 の数値一覧
③ 白紙様式(雛形)先方が普段使う空のフォーム(資料の種類ごと)

5 自動化の範囲(資料別の考え方)

工程判定補足
工事情報・点検日・測点・KP・点検者自動蔵衛門フォルダから
諸元・予備圧縮計算の転記自動計算書がある場合
予備圧縮計算書の新規作成写真だけでは不可橋種・桁長等の設計値が写真に無い。数値を貰えれば自動作成可
点検展開図手動図面由来・先方入力
損傷ありの判定/最終チェック人手AI作成→ヒト承認

6 次のステップ

先方から各資料の白紙様式を入手
初期点検報告書で1橋ぶんの完成版を作成し精度確認
他様式(出来形・完成・止水検査 等)へ横展開
運用フロー(フォルダ投入→自動生成→目視承認→xdw提出)を整備
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